衝撃! 平均スコアを下回る!?
 世界から見た、日本人の英語力
 
		構成・文/齋藤悦子(編集部)
「日本人の英語レベルは、世界的にどの程度なのか」ご存知ですか? 日本をはじめ、世界中に語学教育事業を展開するイー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF)が昨年発表した「第2回 EF 英語能力指数(EF EPI)」(※)によれば、日本のスコアは、55.14点で、調査した54カ国中22位。調査国(経済協力開発機構〈OECD〉加盟国)の平均スコア58.58点を下回り、英語が得意なイメージのないお隣の韓国よりも低いとされているんです。
※世界54カ国の150万人の成人を対象に2009年から2011年の3年間で行われた無料英語テストの結果を集計した独自のデータを数値化したもの
≪2012年度 EF EPI英語能力指数 一覧はこちら!≫
| 順位 | 国名 | 指数 | 
|---|---|---|
| 1位 | スウェーデン | 68.91 | 
| 2位 | デンマーク | 67.96 | 
| 3位 | オランダ | 66.32 | 
| 4位 | フィンランド | 64.37 | 
| 5位 | ノルウェー | 63.22 | 
| 6位 | ベルギー | 62.46 | 
| 7位 | オーストリア | 62.14 | 
| 8位 | ハンガリー | 60.39 | 
| 9位 | ドイツ | 60.07 | 
| 10位 | ポーランド | 59.08 | 
| 11位 | チェコ共和国 | 58.90 | 
| 12位 | シンガポール* | 58.65 | 
| 13位 | マレーシア* | 57.95 | 
| 14位 | インド* | 57.49 | 
| 15位 | スイス | 57.39 | 
| 16位 | スロバキア | 56.62 | 
| 17位 | パキスタン* | 56.03 | 
| 18位 | スペイン | 55.89 | 
| 19位 | ポルトガル | 55.39 | 
| 20位 | アルゼンチン | 55.38 | 
| 21位 | 韓国 | 55.35 | 
| 22位 | 日本 | 55.14 | 
| 23位 | フランス | 54.28 | 
| 24位 | イタリア | 54.01 | 
| 25位 | 香港* | 53.65 | 
| 26位 | ウルグアイ | 53.42 | 
| 27位 | インドネシア | 53.31 | 
| 28位 | イラン | 52.92 | 
| 29位 | ロシア | 52.78 | 
| 30位 | 台湾 | 52.42 | 
| 31位 | ベトナム | 52.14 | 
| 32位 | トルコ | 51.19 | 
| 33位 | ペルー | 50.55 | 
| 34位 | コスタリカ | 50.15 | 
| 35位 | モロッコ | 49.40 | 
| 36位 | 中国 | 49.00 | 
| 37位 | カタール | 48.79 | 
| 38位 | メキシコ | 48.60 | 
| 39位 | チリ | 48.41 | 
| 40位 | ベネズエラ | 47.50 | 
| 41位 | エルサルバドル | 47.31 | 
| 42位 | シリア | 47.22 | 
| 43位 | エクアドル | 47.19 | 
| 44位 | アルジェリア | 47.13 | 
| 45位 | クウェート | 47.01 | 
| 46位 | ブラジル | 46.86 | 
| 47位 | グアテマラ | 46.66 | 
| 48位 | エジプト | 45.92 | 
| 49位 | アラブ首長国連邦 | 45.53 | 
| 50位 | コロンビア | 45.07 | 
| 51位 | パナマ | 44.68 | 
| 52位 | サウジアラビア | 44.60 | 
| 53位 | タイ | 44.36 | 
| 54位 | リビア | 42.53 | 
*英語を公用語とする国
この結果を、みなさんはどう考えますか? 近隣の国々や貿易関係国、友好国との比較は、国際ビジネスにおける自国の立ち位置を知る大変興味深い資料となります。「グローバル化」という言葉があいかわらずもてはやされていますが、日本の英語教育はどのように変化しているのでしょうか。そして、今年発表される「第3回 EF 英語能力指数(EF EPI)」での日本のランキングは、前回のデータベースである2011年からどう変化するのでしょうか……。
Cheer up! Englishでは、最新のデータとなる「第3回 EF 英語能力指数(EF EPI)」の調査・分析を発表する「EF 英語教育シンポジウム」を取材。世界各国における英語能力の変化の最新データの発表と同時に、日本における英語学習と今後の課題についてレポートします。誰でも参加できる無料のシンポジウムなので、みなさんもこの機会に、“日本の英語教育の最先端”を覗いてみては。
【EF 英語教育シンポジウム「日本の英語教育はどこに向かうのか」】
日時:2014年1月29日(水)18:00~20:00(17:30開場)
 場所:イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社
 (東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー27 階)
 参加費:無料(要予約)
 プログラム: すべて日本語で行われます
 17:30 ~ 開場
 18:00 ~ 第1 部:第3 回「EF 英語能力指数(EF EPI)」の調査・分析結果発表
 18:30 ~ 第2 部:パネルディスカッション「日本の英語教育はどこに向かうのか」
 〈パネリスト〉
 文部科学省 高等教育局 高等教育企画課 国際企画室長 有賀 理氏
 東京大学 大学院総合文化研究科准教授 板津 木綿子氏
 東洋大学 国際地域学部教授 芦沢 真五氏
 広島女学院大学客員教授、入試現代文カリスマ講師 出口 汪氏
 クレアブ・ギャビン・アンダーソン 副社長(元トヨタ自動車広報部グローバルコミュニケーション室長)土井 正己氏
 19:45 ~ 質疑応答
 申し込み:http://bit.ly/EFSymposium














 
        
        
         
        
         
       













 
  

 
   
   
      