毎日Eトレ!【1678】「ふるいにかける」を表す料理用語

デイビッド・セイン先生が教える
料理にまつわる美味しい英語表現

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が料理に関する英語を解説してくれます。今回は、「ふるいにかける」、です。

 

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She sifted the flour and cocoa powder together to avoid lumps in the batter.

彼女は生地にダマができないように、小麦粉とココアパウダーを一緒にふるいにかけた。

 

生地にダマができないように…

お菓子づくりの工程のひとつに「ふるいにかける」があります。英語では、これを sift という動詞を使って表します。文中の sifted the flour and cocoa powder という部分は、「小麦粉とココアパウダーをふるいにかけた」という意味です。お菓子づくりでは粉をそのまま使うとダマ(かたまり)が残って混ざりにくくなるため、ふるいにかけて空気を含ませるわけですね。lump は「かたまり」という意味で、avoid lumps で「ダマを防ぐ」を表します。batter はパンケーキ、クレープなどで使う「液状の生地」のことです。 sift は情報などを「(ふるいにかけるように)選別する」といった比喩的な意味でも使われますが、調理では粉を扱うレシピでよく目にする単語です。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

A second sifting helped lighten the texture of the sponge cake.


もう一度ふるったことでスポンジケーキが軽い口当たりになった。

 

▶この sifting は「粉をふるうこと」を表します。粉を二度ふるうことでさらに空気を含み、焼き上がったスポンジの食感がふんわり軽くなった、ということです。lighten the texture は「食感を軽くする」です。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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