幼児英語教育のウソ・ホント - 効果が上がる方法とは? -23-子ども用英語アプリ
幼児英語教育について学びましょう

前回の記事では、幼児英語で人気があるメソッドについてまとめました。それを見ると、意識的に頭を使うだけではないことが分かります。今回は、ゲームや歌を通して気軽に英語を学べる子ども用アプリをご紹介します。
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エデュテインメントとは?
最近英語圏では、edutainmentという言葉がよく使われます。education(教育)とentertainment(エンターテイメント)を掛け合わせた新語です。その名の通り、遊びと学びがひとつになった取り組みを指しています。デジタルコンテンツやリアルな博物館などの施設で、楽しみながら、いつの間にやら学んでしまおうというわけです。英語を学ぶアプリでも、エデュテインメントが多く見受けられます。
英語アプリといっても単語しかないものも多いようです。また、幼児というよりは小学生向けか、就学準備用に作られているものもあります。以下にご紹介するアプリは、自然なシチュエーションで、幼いお子さんが英語の会話を楽しめるという点でおすすめです。
英語遊び My First English
LingoAny作成の「英語遊び My First English」は、教師承認済みの英語学習アプリです。
対象年齢は4~9歳。26のデジタル絵本と800余りのゲームで英語に触れることができます。ゲームには絵本に出てきた単語を使うので、ただ読みっぱなしではなく定着が期待できます。また、イギリス英語とアメリカ英語を選ぶことができます。無料でも十分使えますが、すべてのコンテンツにアクセスするには購入の必要があります。サブスクではなく、1回支払えばずっと使えます。
キッドロランド KidloLand
キッドロランドは、英語圏の子どもたちが、楽しみながら認知機能を発達させるという目的で開発されたアプリです。対象年齢は1~8歳。5000以上ものゲームや歌、お話が楽しめます。子ども用アプリとして数々の受賞経験があり、ダウンロード数は1000万以上。英語圏の子どもたちが使っているくらいですから、自然な英語そのものです。ゲームの中には、プログラミングの基礎の基礎の基礎に触れられるものもあるようです。ただし、パズルや塗り絵の中には、英語が出てこないものもあります。すべてのコンテンツにアクセスするには年会費が必要です。
英語ポップ Eigopop
こちらは、子どもに特化したマンツーマンのオンライン英会話です。他のオンライン英会話との違いは、すべての先生が日本語と英語のバイリンガルだということです。また、しっかりとした幼児用メソッドがあります。1回25分のレッスンで、ひとり週1~週3のプランがあるほか、ファミリープランも利用できるようです。Eigopopのアプリは予約や予約変更のために使えるほか、予習復習にも利用できます。
利用時間を管理しよう
ゲーム感覚でできる英語学習は、お子様にとっては抵抗が少ないでしょう。ただし、デジタル機器の使い過ぎにはやはり気を付ける必要があります。幼いお子様には、レッスン以外の時間の目安として1回10分以内、1日20分までで十分でしょう。隙間時間にちょこっとやるもの、という位置づけでいいと思います。実は、大人の英語学習も、一度にたくさんより一日数回ちょこちょこやった方が、成果が上がると言われています。
ライタープロフィール●外国語人 | |
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英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |